謙虚な天狗が送る毎日

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Мー1グランプリで印象に残った3コンビについて語ってみた

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 今日は、一応音楽とお笑いに関するテーマを主に扱うブログという体でやってる私なので、Мー1グランプリは流石に見逃せないなと思い、感想を書くことにしました。5年くらい前からお笑いに首を突っ込んで見ている素人が、ただただ漫才を見て感じたことや考えたことをつらつら文字起こしするだけなので味気ないブログになってしまうと思いますが、よろしければ。

 

 

 

 Мー1で誰かを応援する、というのは思っているよりも楽しいです。本来Мー1グランプリは面白さを競うもの。何千組という漫才師から一番を決める競技ともいえます。決勝で披露するあのたった数分のためにどれほどの熱が注がれてきたのか、どんなドラマがあったのかと想像するだけで泣けます。しかしそんなことは関係なしに、「誰がより面白いか」だけの審査基準で採点するのだから厳しいですよね。

 

 調べたらМー1グランプリが始まったのは2001年で、私が生まれる一年前でした。20年もやってたのかこの番組。大会を作った理由として、島田紳助は「漫才師が辞めるきっかけを作るため」と語っていたらしいです。なるほどある意味で漫才に競技という要素を加えることは何よりも温かな選択だったということなんですかね。

 

 

 

 エムワンの感想を書いているはてなブロガーさんはたくさんいて、普通に書くとかぶってしまうと思うので、決勝のネタを一つひとつ消化していくというよりは自分が思わず笑ってしまった、大好きなネタについてを決勝、準決勝問わず3組書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

金属バット


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 残念ながら敗者復活は叶わず、決勝では見れなかった金属バット。おそらく私は彼らの空気感で笑ってしまうように洗脳されてしまっているので、客観的に観ることがなかなか難しかったです。私は東京出身なのですが、やはり関西弁というのは強いと思いますよ。同じ話を関東人と関西人がしたら関西人のほうがウケるかもしれない。語調が身軽な感じに憧れます。

 

 よく漫才の締めで「もうええわ!」って言うと思うんですけど、関東人がやろうとすると「もういいよ!」になってしまう。なんか気持ちよくないんですよね個人的に。

 

 掴みも面白いうえになんか洒落てるし。終始尖ってました。 江戸時代でもウケそう。

 

 

 

ランジャタイ


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 私が今回のエムワンで一番期待していたのがランジャタイでした。期待というのはなにも優勝することへのものだけではありません。ランジャタイがこの世に放たれてしまうということへの期待でもありました。 

 

 なぜ私はここまでランジャタイを応援していたのか。それはもちろん、2年ほど前からランジャタイ国崎の奇行を目の当たりにしてきていたからです。というのも、私が大好きな「おこたしゃべり」という定期配信に彼が呼ばれた回は必ず伝説となっていたからなのです。

 

 他人の家で勝手に風呂を沸かし始めるという奇行、いや偉業を成し遂げるランジャタイ国崎さん。↓ 締め方もおもしろすぎる。


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 おこたしゃべりでは一時間ほどトークする配信なんですが、国崎さんが呼ばれた他の回では「どうやって画面に登場するか」に50分ほど使ってしまい、彼がほとんど画面に映らずに配信が終わるという神回をつくりだしたこともありました。

 

 そんな国崎さんと相方の伊藤さんのコンビ、ランジャタイをまさかエムワン決勝で見ることができるなんて誰が予想できただろうか。 決勝では最下位でしたが、かなり多くの人の印象に残ったような気がします。私が今回のエムワンで一番面白かったのはランジャタイでした!

 

 

 

 

トークが面白すぎるうえにラジオ感覚で聴ける「おこたしゃべり」についてはこちら  の記事にて紹介してます!絶対読んでくれよな!

chaplin0549.hatenablog.com

 

 

 

 

 

真空ジェシカ


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 二人の風貌を昨日初めて見たとき、直感的に面白そうだと感じました。やっぱり漫才においてキャラがかなり重要な要素であると思い知らされた気がします。というとキャラだけって言ってるように思われるかもしれませんがそういうことではありません。喋り自体も無茶苦茶面白いし上手いと思うのですが、やはり二人の風貌にも自然と目がいきます。

 

 オードリーの漫才の面白さには絶対ピンクのベストを着た七三分けのアホという存在が大きく影響を与えていると思うのです。霜降り明星には粗品のあのツッコミ、千鳥には、クセになるクセが強い言い回しという成分が不可欠なのです。

 

 ガクさんは、まさにCDTVのメガネみたいな見た目に加えて、声も独特だしふにゃふにゃしてました。川北さんは、強面だけど実は繊細でやさしいヤンキーみたいな風貌です。決勝にいたコンビの中でもかなりキャラが際立っていた気がします。しかし自然体なのがすごい。

 

 あと、これは面白い面白くない関係ないのですが、ネタ冒頭の紹介VTRであった「学生お笑いで名を馳せたエリートの二人が手を組んだが、プロの壁にぶち当たってきた」というストーリーが個人的にとてもとてもツボだったんです。エリートが、”エリートである苦悩”と孤独に戦いながら、周りの凡人に「昔はすごかったのにね~」とか言われながら、最終的に天才であることを再び証明するというストーリー。これが好きなんです。二人がそうだったかは分かりませんが。

 

 大学時代には、川北さんはXvideosにネタ動画を上げるなどといった尖ったエピソードが多く、ガクさんはシュールを前面に押し出したネタをしていたそう。川北さんが同世代で一番面白いと思った人がガクさんだったため、そこで結成したらしい。

 

 

 

 

 今年のエムワンも随分おもしろかったです、ありがとうございます。

 

 最後までご覧いただきありがとうございました!スター&コメントもぜひ!!

 

 

 

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