そもそも誰しもが海を知っている国に生まれたことに感謝しなければならない。
大陸のど真ん中に生まれたりなんかしたら、ある意味進撃の巨人みたいに海というとんでもない大自然を信じることは容易でないと思う。
よく、あなたは海派か山派かという質問があるが私はこの質問の答えにいつも迷ってしまう。といってもそのときは適当に答えてしまうのだが、本気で考えると難しい。
子供の頃は親によく山に連れてってもらった。八ヶ岳の麓に祖父の別荘があったので、そこに行ったときには決まって山登りに出かけた。入笠山は初心者向けでリフトもあるのでおすすめ。一回だけ編笠山という2500mくらいの山の山頂付近で山小屋に一泊したこともあったけどあれは貴重な経験だったと思う。
それに比べて海の思い出は少ないかもしれない。海には行くけれど海水浴をしたのは本当に数えるくらいしかない。友達とどっか行くことになると、あまり山に行くことはないからだいたい鎌倉あたりになることが多いけれどその度にいっかい海の近くに住んでみたいんだよなぁと思う。
海か山か、どちらが好きというのもないけれど、よく考えるとあたりまえだけどスケールは全然違う。それに、山を見て泣く人はあまりいないけれど海はどうして度々ひとを感傷的な気分に浸らせるのか。そもそもグアムとかハワイとかに住んでる人たちは海に沈む夕日を見て日本人のようにしみじみとするのだろうか。南国は陽気なイメージが強いせいかあまり想像できない。
『波よせて』ークラムボン
この曲はもともとクラムボンのカバーをしている動画をYouTubeで見つけて、ハマって、クラムボンのを聴いて、クラムボンもSmall Circle of Friendsのカバーだったと知った。
Small Circle of Friendsは知らなかったので他の曲も聴いてみたいと思う。
初めて聴いた時もなぜか懐かしい気持ちにさせてくれた美しいフレーズなので弾いてみました。