大学に通う意味を毎日問われている
やっと大学の対面授業が全面的に始まって、ここ2週間くらいでひととおりの授業を受けました。
その結果思ったこと。
こんにちは、謙虚な天狗の皐月です。
4月から新学期が始まり、私の通う大学でも全面的に対面授業が再開されました。去年はほとんどすべての授業がオンラインだったんです。体育とかは対面だったんですけどね。
私の通う大学、体育が必修なんですよ。一年間は。おそらく珍しい気がするんですが。数年前に一回だけ体育が必修じゃなくなった期間があったらしいんですけど、そのときにうつ病を発症する学生が急激に増加したらしい。と、オリエンテーションで先生に言われた記憶があります。本当なんですかね。
まぁ体育は好きだし、体育の授業で友達も何人かできたんで個人的には楽しかったんですけども。ひとつ上の学年は、体育でさえもオンラインだったらしいです。体育オンラインってどういうこと?
こんなような話を先輩から聞いていると、ひとつ上の学年が本当に不憫でならないんです。せっかく大学受験を終えて、さぁ念願の大学生活だーっと思ったら完全オンライン授業ですから。一度も大学に行っていない人も多かったみたいです。私が入学した去年度は、ほんの少しですが対面の授業もあったりしたので先輩よりは全然ましでした。
そして今年に入って、全面的に対面授業に移行。 入学してきたばかりの一年生っぽい人も見かけるようになりました。
一瞬、「ちょっと羨ましいかも」と思ったけど、高校時代に一つ下の学年の修学旅行が中止になってたのを思い出し、あーどっこいどっこいやな、と思い直したり。君たちも苦労してるんだなと。
そういえば、半年くらい前に明星大学の学生が大学に対して訴訟を起こしたのって結局どうなったんだろう。きちんとした説明をせずに全面オンライン授業を一年間続けたことに対しての問題提起だったと思います。
自分は実家暮らしなんでそんなに孤独を感じることはないのですが、地方から出てきて一人暮らしをして、授業がほとんどオンラインだったら精神的にかなりきつそう。
まぁそういうこともあったり、家賃とかも考えて地方の実家にとどまってオンライン授業で大学に入ってた人も結構いるみたいでしたが。
大学の授業がほとんどオンラインだったのにも関わらず大学に支払った学費が変わらなかったってのもおかしいと思う人が結構多かったです。私もそう思ってました。
確かに、スタッフの給料を減らすわけにはいかないっていうのは分かりますけど施設管理費関係はおかしい。 大学側はサーバー強化に数億とか使ってたのでとか言ってた。いや、確かにそれはしょうがないと思います。オンライン授業だったし。
でもこの4月くらいから対面授業が始まって、私の大学は嵐のような大混乱に見舞われました。
大学のWi-Fiが息絶えてしまったのです。大勢の学生が一度にアクセスしようとしたため、パンクしてしまったらしいのです。私たち学生は何もインスタを見るためにWiFiが欲しいと言ってるのではありません。
いま、大学の授業では出席を取ったり、課題を提出したりするのもすべてスマホでやるので、授業でWi-Fiは必要なんです。しまいには教授のパソコンがWiFiに繋げられずに授業が始まらない始末。
オンライン授業をしていた去年とおととしの間にWiFiを強化しておいて欲しかった。
どうやら先生側も大学の経営陣にWiFi強化を要請していたらしいのですが、結局取り合ってくれなかったらしい。というのを教授が愚痴ってました。
他にも私の通う大学には改善してほしいことが山ほどあります。
まず、食堂が尋常じゃなく混んでいるせいで昼休み時間中に食料にありつけるか否かの瀬戸際に毎日立たされることです。なんでこんな目に合わなきゃいけないんだ。
本当に混んでるんです。ディズニーレベル。生協とかコンビニの食品も売り切れます。しかも東京のはずれにある大学なので外に行っても筍ぐらいしか食べれるものがないんです。
そして、実はこの問題は幾千年前から先輩方が苦しんできた問題でもあります。大学側はこの問題をずっと見てきながらも何もしてくれない。いま、目の前にいる学生のことをもっと考えて欲しい。
だのに大学側はやれ新校舎の設立だの看板学部の都心移転だのにしか興味がないご様子。
昼休みの時間をもう少し長くするとか対策してほしい。それかキッチンカーをあと50台ぐらい呼び込んでほしい。MOCO'sキッチンカーであればなお良し。
しかし、これだけ大学の悪口を書いたところで、私はひとこと反論されればぐうの音も出ないのです。
でもその大学を選んだのはあなたですよね?
はい、そうです。この大学に入りたいと思い、受験勉強も頑張りました。
最近は昔と比べて大学の数も増えたし、大学に進学する人の割合もずっと増えてきました。名前を書くだけで入れる大学もたくさんあるみたいです。昔はごく少数のエリートだけが大学という機関に所属できていたようですよね。名だたる文豪とかはだいたい東京帝国大学?だったみたいに。
その時代から大学の数というのは圧倒的に増えましたけれど、いま現在「大学」として本来の役割を果たしている大学って両手で数えられるくらいなんじゃないかとふと思ったんです。
そもそもサッカー選手になりたければ大学に行く必要性はそこまでないし、会計士になりたければ専門学校にだけ通ったほうが効率的だと思います。
私が大学に入学した意味、それはそのような明確な未来のビジョンがないこと、そして選択を先延ばしにするためのモラトリアムと学歴を手にするためです。
だから、大学の講義を受けることで教養や専門的な知識が得られるので役には立つけれど、たいして意味はないのかもしれません。
その点において日本の最先端にいる国公立や理系の研究室からは、実りある学びをしている雰囲気を感じます。別に現状は知らないけど。
やっと大学の対面授業が全面的に始まって、ここ2週間くらいでひととおりの授業を受けました。
その結果思ったこと。
これならオンラインでいいじゃんか。
ネットにアップされたレジュメ通りに淡々と進んでいく授業。教授も別に抗議の仕方についてこれといった工夫をしているようにも思いません。というかそれに関しては別に強制はしないけど。大学は義務教育と違って学生が受けたければ受ければいいだけのことだから。必修だとしても基本的には、学生は自分の興味のある分野の学部に入っているとは思うし。 でもどうすればあそこまでつまらなくできるのか、とも思う。
100分間狭くて硬い椅子に拘束されるのは退屈です。予備校も同じような環境と言えばそうですが、当時はモチベーションが明確にあったので平気でした。受験へのモチベーションです。正直大学の100分の講義よりYouTubeで見れる10分の動画のほうが全然おもしろいし、ためになるものが多いです。もちろん、YouTubeに上がっている動画なんかは専門的な見地からみたら表面的な情報が多いのも分かります。でも、最近は動画の質も高いものが増えてきている印象を受けます。
そもそもオンライン授業をやっていた間だけで見ればどの大学も放送大学と同じだったわけです。 最近ニュースで見たのですが、日本の私立大学の約4割が赤字らしいです。少子化以外にも、大学の存在意義が薄くなってきているというのも原因の一つにあると思います。
確かに、大学では講義以外にもサークルや友人関係から様々な経験、大学時代にしかできない経験を得ることができます。
実際、大学が対面になって友達と過ごすのはちゃんと楽しいです。そして、社会人になったらなかなかそういう時間が取れなくなることも知っています。
大学は人生の夏休みとか、大学で結局一番やっていおいたほうがいいことは友達と思い切り遊ぶことだ、とかたまに耳にします。 確かにその通りだとは思います。本当にそれが大切な人というのも存在するはず。
ただ、それらの言葉にどこか引っかかりを感じていることも事実で、私個人にとってはそれ以上にもっと大切なものがあるに違いないとも思う今日この頃。