全人類が注目すべきネオ・グランジ・バンド w.o.d.(ダブリュー・オー・ディー)が、先日9/21に4thアルバム『感情』をリリースしました。
【 #ダブリューオーディー 】
— タワーレコード横浜ビブレ店 (@TOWER_Yokohama) September 23, 2022
💿ご来店💿
今週「 #感情 」をリリースしたw.o.d.の皆様がご来店してくださいました!
お忙しい中ありがとうございます🙌
看板にサインとコメントカードを頂きましたので、ぜひ店頭にてチェックしてみてください✨(あり)#wodband#タワレコメン pic.twitter.com/EelYAF3kdt
パソコンを通さずアナログテープで一発録り、声も楽器も編集なしという徹底ぶりで、迫力の演奏が際立ちます。
w.o.d.らしいパンチの効いたスリル満点の演奏はもちろん、Vo.サイトウの歌唱とソングライティングを活かした優しく包み込むような楽曲など色々な要素が詰め込まれた、まさに『感情』というタイトルにふさわしいアルバムだと思います。
イカしてるバンドです。絶対かっこいいです。
イカロス
音源でも迫力が十分伝わってくるw.o.d.ですが、ライブでは更に化けると有名。
そもそも前提として三人の佇まいもズルいんですよね。
モーニング・グローリー
この曲は3rdアルバム『LIFE IS TOO LONG』に収録されている曲なのですが、おすすめなので紹介します。
イントロのギターと、そこに異なるリズムで乗ってくるベース……。
ギターソロも曲の荒々しさを加速させている感じがして好きです。
バニラ・スカイ
バキバキに尖った音楽性が代名詞のw.o.dですが、一方で平成の王道邦ロックを思わせるような楽曲も定評です。w.o.d. のつくるバラード調の曲ってコード進行がまっすぐに気持ち良いものが多いんですよね。
サイトウさん(Vo./Gt.)自身は、”あざとい”プロモーションを伴うエンターテインメント然とした音楽もなんだかんだで好き、というようなことをおっしゃっていて、この感覚は私も共感しました。魅せ方って適当にすると伝わるものも伝わらなくなっちゃいますし。
また、人々に寄り添うような等身大の音楽へのリスペクトについても語っています。
「生きてると心が疲弊する日もあるじゃないですか。俺、BUMP OF CHICKENが大好きなんですけど、バンプの好きな曲は優しい曲が多くて。さっき言ったような普通や安心への憧れもあるし、俺がBUMP OF CHICKEN側に回れるようになったらいいなという気持ちは、バンドやりながらずっとあって。
引用元:次世代グランジスター、w.o.d.の等身大 セカンドフルアルバム『1994』完成! - インタビュー&レポート | ぴあ関西版WEB
以前は、自分がどうすればバンドとしてカッコ良く見えるかだけに意識を向けすぎていたというサイトウさん。
もちろんロックバンドとしてそれは活動の根幹とも言えますが、あくまで素直にやる中でどう見えるようにすればいいかを考えないと嘘をついているのと同じことだと感じたという。
グランジへのこだわりはおそらく日本のバンドの中でも特に強いと思いますが、その枠に囚われすぎることなく、あくまで根本はやりたい音楽をやるだけというシンプルな姿勢を感じます。その姿勢がかっこいいんですよね。
さいごに
素晴らしいロックサウンド
こんな音がフェスやテレビみたいな
音楽シーンのでかいところで鳴ってくれたら最高。
―亀本寛貴(GLIM SPANKY)
まさにこれなんです!
w.o.d.を聴かなきゃいけない人の多分まだ0.1%くらいにしか知られてないと思うんですよ。こんなにかっこいいのに。
もっと多くの人に届いてほしいですね。
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