どうもご無沙汰してます、謙虚な天狗の皐月です。
気づいたら前回の投稿から1か月とちょっと空いてしまいました。 今回の記事も6月下旬に途中まで書いていたのですがそれからいろいろあってストップ。 今日書き足してやっと投稿できました。
突然ですがみなさんは最近同級生、元同僚などと鉢合わせしたことはありますか? 地元を出て働いたりしている人はあまりそういうことないのかなぁ。 私は今も地元に住んでます。 じゃあ偶然そのような場面に遭遇したときあなたならどうしますか? ○○だよね?と声をかける? 後ろから肩をたたく? それともいきなりハグする? 選択肢はいろいろありますよね。 迷いますよね結構。 ただし私はどうするか決まってます。
逃げます。
友人と遊んだ帰り道、悲劇は起きました。 友達と別れて一人になり、17時だしもう帰ろうかと私はホームにとまった各駅停車に乗りました。 いつものように定位置であるドア前の隅っこのもたれかけられるスポットを無事確保します。 もともとすんごく疲れてるとき以外は積極的に座るタイプではないうえ、コロナがはびこった世の中ではできるだけ一席ずつ空けてねっていう暗黙の了解のようなものもほんの少しですが感じたりするもんで、たいていそのスポットに入場します。 もうすぐ発車するかなってところで男二人組が滑り込むように電車に乗ってきたんです。 最初は特に気にも留めずにいたのですが、ふと二人の顔を見ると何か見覚えがあるなと。 そういえば声も聴いたことある。
二人とも中学校の頃の同級生だ……。 しかもそんなに仲良いってわけじゃなかった人たちや……。 誤解を招かないように言っておくと、私だってもちろん同級生に会ったら誰でも逃げるわけではありません。 仲の良かった友達と会えたら嬉しいですから。 そんなに関係性が深くなかった同級生っていうのが問題なんです。
はて困ったなと。 はてはて困ったなと。 そのとき私の脳裏にぷかぷかとある歌の歌詞がよぎりました。
石風呂で「ゆるふわ樹海ガール」
ずっときらいだった 中学時代の級友と
すれ違いそうだ ふと視線下げてしまった
向こうはこちらなど 気にしていない模様
情けなくなってきた ひどい気分だなぁ
作詞:石風呂
別に「ずっときらいだった」ってほどではではないんですけどね(笑) 石風呂Pは現在ネクライトーキーというバンドのギターとしても活動されてます。 ネクライトーキー大好きです。
彼らとの距離は2メートルほど。 幸いなことにマスクをしていたのと二人がおしゃべりに集中しているおかげで一瞬で目が合うことだけは避けられました。 しかし彼らが少しでも振り返ったならば一貫の終わりです。 降りる駅までは3つ。 顔を隠すように俯きながらスマホをいじるが特に見るものがない。 そうだ、はてなブログで楽しみにしていたあのブロガーさんの投稿を見よう。 しかし案の定集中して読めない。
ここで電車が止まった。 よし、次の次の駅までの辛抱だ。
しかし、気づいた時には私はその駅で電車を降りていたのです。 どうやら脳で考える前に身体が動いてしまったようでした。 これが理科で習った反射反応といわれる現象か…。 中学時代、彼らと一緒に教わったような気がします。
次の電車に乗って帰ろうと思ったのですが、8分くらい空きがあったので待てないと思い、徒歩で二駅分帰ることにしました。 たった8分が待てないの!? うちなんか1時間に一本なんですけどーーー!! と思ったあなた。 甘い。 甘いですよ。 東京人のせっかちレベルを舐めてもらっちゃあ困りますぜ。
駅二駅分。 この距離はやっぱり自転車の距離ですよね。 電車だとかえって遠回りになっちゃったり、徒歩だと少し疲れたり。 車は免許もってないのでダメです。 迷子になったら嫌なので線路沿いを歩いていくことにしました。 曇りで日差しも眩しくなく、気温もちょうどいい感じで絶好の散歩日和です。(当時は6月でした) 私が読者登録させてもらってるブロガーさんでも散歩をテーマに記事を書いてらっしゃる方がいて、その方に感化されて二駅分歩こうと思った部分もありました。 最近はブログを見るほうにハマってしまい自分の投稿がなおざりになりつつあるので、いかんいかんと思いつつ、でも見ちゃいます。
知らない道を歩いたら久々にワクワクしました。 なかなか楽しいですね散歩って。二人もいいけど、ひとり散歩も話題とか考えなくていいから気楽です。 あ、そもそも一緒に散歩してくれる人いなかったわ……。 ちぇっ!ゲバラ。
そんなことを考えながら絶対一車線分しかないとこに無理やり二車線作ったであろう街道沿いをとぼとぼ歩いていたそのとき、前方から歩いてくる一人の女性に何気なく視線を移すと……。 流石に驚きました。 一日に2回も同級生に出くわすとは。 しかもその人はなんと私が当時気になっていた子でした。 流石に少し気持ちが高揚します。 一瞬目が合った気もしましたが気づいたのが目の前だったのですぐにすれ違ってしまいました。 向こうは多分気にも留めていないか気づいたとしてもどこかで見た顔だなとしか思っていないのかもしれません。 結局単なるクラスメイトの関係で終わってしまったので別に交わす言葉もありませんので。
不憫でならないわたくしめを、神様が感じ取ってくれたのでしょうか。中学時代の同級生にビビり、本能的に電車を飛び出し、それを正当化するかのように散歩の良さを語りだす。 そんな私に神様が神対応してくれた瞬間でした。
学生時代、好きな子を見かけた日は何事にもやる気が出る、という経験皆さんにはありませんでしたか? 話しかけられたときなんかにには1週間はご機嫌てな感じで。 もちろん皆さんにもこの経験ありますよね?? ね??
なんというか本当に純粋無垢な気持ちで謎にモチベーションが向上するのです。当時で言えば勉強とか部活とか、すべてにおいて。 相手と仲良くなることなんて天地がひっくり返ってもあり得ないと思っていることで逆に、こういうときは努力して自分の人間力を上げて自信をつけるしかないと思わされます。 でもこういう幸運に恵まれたことも一週間すればすっぽり忘れてしまうのが私なので今回はこの一件をブログとして形に残すことでモチベーション持続時間を延長したいと思います(笑)
気づいたらオリンピックやってました。 次回はオリンピック見てて気になったことについて少し書いていきたいな~と思いまーす。
最後までお読みいただきありがとうございました! 次回の投稿もぜひご覧ください!