こんにちは、謙虚な天狗の皐月です。
このまえ、購読してるブログにスター押そうとしたとしたらちょっと驚いた。
なんとはてなスターがイメチェンしているではないか。 なんだかスターのボタンを押すとアイコンがくるくる回る演出が追加されたのと、スターの色を選びやすくなったのかな?と思う。
申し訳程度のリニューアルだな(笑)というのが率直な感想ではあったが、シンプルでカッコいいと思う。 確かに以前のものはボタンを押してもすぽんとアイコンが表示されるだけで無機質だったので個人的には新しいほうが好き。
大人気のブロガーの方々は、今まで文字通り星の数ほどはてなスターを贈られてきたと思う。 私は累計しても彼らの一記事に付くスターには到底及ばない。 しかし、そんな私のブログ「謙虚な天狗が送る毎日」にも記事を読みスターを付けてくださっている人がいる。 毎回付けてくれる人もいる。 いつもありがとうございます。
たびたびすごいと思うのは、何百とスターを貰っているブロガーさんにスターを付けたときに、スターが返ってくることがあることだ。 あと私の初投稿の記事にスターを初めて付けてくれた方もすごいと思う。 お題に参加していたわけでも、はてな公式に取り上げられたわけでもなかったのでどこからその記事にたどり着いてくれたのかはよくわからない。 万万が一当てずっぽうでスターを付けていたとしてもすごい。
はてなスターというシステムでちょっと面白いと思っている点は、各種SNSでの所謂「いいね」とは少し異なるということだ。 もちろんほとんど同じ機能で名前だけ違うようなものとも言えるが、個人的には次の3点が特徴的だと思う。
- スターの個数(色)で感情の度合いを表せる
- 誰がスターを付けたかアイコンですぐわかる
- はてなスター心理戦が繰り広げられる
まず一つ目の、個数や色が自由に決められるという点。 これはTwitterなどにはない仕様で、結構便利だと思う。 私が見る限りみんな平均して4つくらい付けている気がする。 ちなみにわたしは3つ付けることが多いが、特に面白かった記事には5つ付けている。 普段はゲン担ぎとかまったく気にしない人なのになぜか4つ付けるのは忌避している。 けど普通に付けることもある。
あと、一応カラーも5種類ほどあるらしい。 今見たら私はグリーン7個とレッド10個を所有していた。 グリーンはとんでもなく記念すべき記事や、心に刺さった記事に何個か付けたことがある。 もっとつけられたら良いなと思う。
2つ目は、誰がスターを付けたかがわかりやすい点だ。 かなりいやらしい話だが私は、誰かのブログにはてなスターを付けたときに相手方が「あら、このアイコンは謙虚な天狗さんやないか」と一発で認識できるようなアイコンを作ろうと獅子奮迅した覚えがある。
その産物がこちら。
獅子奮迅した結果がこれかよ・・・。 と思われるな。 これはもちろん天下のイラスト屋が手掛けた作品ではない。 Windowsに最初から入ってるペイントツールで私が自作したものだ。 小学生のお絵かき以後まともに絵を描いた記憶がない割には頑張ったと思う。 全体的に角を少なくし丸みを帯びたデザインにすることで造形力の無さをカバーできるという高等テクニックが使用されている。 しかし鼻のいびつさからは、隠し切れなかったアナログ感を感じ取っていただけると思う。
もちろん自画像である。
そして3つ目の特徴がなかなか興味深いトピックである。 「はてなスター心理戦が繰り広げられる」という点だ。
はてなスター最大の欠点にして最大のチャームポイント、それが
ほんとに読んでるか分からない
という点(笑)
これはなかなか厄介な問題である。 私は約一年間はてなブログの世界を巡回していくうちに、徐々にこのような問題があることに気づいた。 何年もはてなブロガーをやっている人たちはこの問題への自分なりの姿勢を固めてきたのではないかなと思う。
例えば、今週のお題の記事に片っ端からスターを付けていく人というのがどうやら存在するらしい。本当かはわからないし、確かめようもない。 本当にすべての記事に目を通して、読んでいたら別に何も悪くないし、むしろ弱小ブロガーにとってはありがたい。というか今週のお題はそのためにあるともいえると思う。
仮に記事を一文も読まないで、集客のためにスターを乱打している人がいたとしてもそれは別に悪ではないのかと思う。 「この人は記事をちゃんと読んでくれていないのかも」という疑念をかけられるリスクがあるくらいかと。 でも確かに清々しい行為ではないかもしれません。 もしかしたら、このような乱打行為によって押された側に生じるデメリットを私がかなり見逃しているだけかもしれないので、こういうデメリットがあるよというのがあればぜひコメントで教えてくださるとありがたいです。 いかんせん未だにはてなブログの仕組みをほとんど理解できていないので。
ところでみなさんは、どうやって読者を増やしているだろうか? 「勝手に増えてく」だって? そんな人には聞いていない。
正直に言うと私のブログの読者のほとんどは、私が読者になった人たちだ。 つまるところ返報性の原理を利用したものと言って違わない。 もちろんありがたいことに、急に向こうから辺境にあるこのブログを見つけだしてくださった人たちもいる。 しかしほとんどは私が先に読者になった人たちだ。 もしかしたらはてなブロガーのほとんどはそうなのかな?といま一瞬思ったりしたが、実際のところは全く分からない。
続いて私がどうやって人のブログの読者になっているのか説明したい。 手段はだいたい4つくらいある。
- 購読リストの「探す」欄から
- 普段読んでいるブロガーさんの記事に付いているはてなスターを適当にクリック
- はてなブログの音楽、大学生カテゴリーを覗く
- グーグルで「はてなブログ ○○」と調べて出てきた記事を読む
これらを行って出てきた記事を読んでみる。 そのブロガーさんについてもっと気になったとき私の場合はもうひとつ他の記事を読んでから、今後も読んでいきたいと思ったら読者になるようにしている。 というのも最初に当たった記事が極端に短かったり、364日パチンコについて書いている人がたまたまその記事だけヨルシカについて書いていた、というような事例もありがちだからだ。
え? それでも読者になればええやん? いつかまた訪れるその一回に”賭ければ”ええやん?(パチンコだけに)と思ったそこのあなた。
馬鹿め、そんなことしてたら購読リストが洪水になるわぁ。
2つ目の、「普段読んでいるブロガーさんの記事に付いているはてなスターを適当にクリック」はなかなか良いと思う。 好きな子が好きな食べ物を好きになる感覚と等しい。 仮にそれがシイタケであったならば私は考える。 しかしたいていの場合そこには素晴らしい出会いがある。
あたりまえのことではあるが、ブログとか音楽業界はずっと供給過多だと思う。 才能が溢れすぎている。はてなブログだって正直犬も歩けば棒に当たるように文才に当たる気がする。 先週の関ジャムで、蔦屋好位置さんが「最近はSNSやサブスクのおかげで、昔だったら埋もれていた才能が見つかりやすくなった。」と語っていた。 いつか音楽業界で需要が供給を上回るという謎現象を見てみたいものだ。 そんなことより明日の関ジャム早く観たい。 有名音楽プロデューサーが選ぶ2021年の楽曲ベスト5が紹介されるので、観ることを強くおすすめします。
みなさんがあまりやっていなさそうでおすすめの手段が、4つ目の、キーワードで探すという方法。 あとから調べたら「はてなブログ タグ検索」というものだったらしい。 常識なのかもしれないが私にとっては画期的だったので紹介させてほしい。
d.hatena.ne.jp
例えば「はてなブログ ヨルシカ」で検索すると、ヨルシカについての解説とともに、関連ブログが表示される仕組みになっている。 これで趣味が合うブログを見つけやすくなった。 ひとつ気になる点は、グーグルから検索する必要があるところ。 はてなブログのアプリ内に検索窓が欲しいです。
と、話がだいぶ逸れてしまった。 このようにして誰かにはてなスターを付けたり読者になったりすると、たいていの方がこちらのブログを見に来てくれる。
この瞬間、黒田官兵衛も思わず唸る”はてなスター心理戦”の火蓋は切って落とされる。
はてなスターのお返しに見に来てくれたブロガーさんは、たいていはてなスターを付けて帰っていくことが多い。 というかそのおかげで来てくれたことがわかる。 ただ、その星には血が通っていない可能性がある。 たとえ6つくらい付いていたとしても、だ。 読者登録してくれる人もいる。 ただ、その読者登録には血が通っていない可能性がある。
本当の勝負はその次の記事に持ち越されることになる。 ここで星を付けてくれるか否かが分岐点。 別に読んでもスターを付けないという人もいるかもしれないし、私の記事がスターを付けるに値するものだと仮定しているわけではない。 第一、スターはそんな事つべこべ考えずに手軽に付けられるものだ。 忙しくて読めなかったという場合だってあるかもしれない。
ただし、この状況下、「2つ目の記事」において”はてなスターを付ける”という行為をしてくれるか否か。 私はこの部分を見ることで、その人がポジティブに私のブログを読んでくれているかどうかが垣間見れるような気がする。 根拠はない。
私は最近になって、ごくたまに記事を読んでもスターを付けないことがある。 つまらなかったというわけではない。 毎回のようにスターを付けていると、その人がこっちのブログの記事に付けてくれるスターは返報性の原理からくるものかもしれないと思ってしまうからだ。 そのためにわざわざ来させるのは申し訳ない。 読みたいと思ってくれる人に読んでもらうのがやはり理想的だと思うので。 女々しくて辛いよ。
でもその理想を実現させるためには多くの人に知ってもらうのが大前提だ。 私のブログに初めて来店してくれる人のほとんどは、スターのお返しがてら来てくれる。そのときに存在を知ってもらうことはできる。 そこで品物を試着してもらったうえで、この生地はあまり好きじゃない、とか思ってもらいたい。
TwitterなどのSNSをついつい見てしまう理由の一つとして、人間が確定要素よりも不確定要素を追求する本能を持っている、というような話を聞いたことがある。 「○○ちゃんがツイートしてるかも」とか「ショッキングなニュースがあるかも」といった具合だ。 あきらかな事象より、あいまいな情報に興味がそそられる。
これは、はてなスターにも言えるかもしれない。 本当に読んでいるかアイコンを見ただけでは分からないことで、その人のことを調べたくなるのかも。
今回の記事では、そんな魅力的なはてなスターへの想いをぶつけてみました。
最後までご覧いただきありがとうございました!